こんにちは! 都築です。
またコロナウイルス感染者が増えてきましたね。
僕も都築建築のスタッフも、毎日の検温や消毒を徹底しているところです。
この新型コロナウイルスの影響もあって、おうち時間を豊かにしようという考えが広がっていますね。
テレワークスペースを作ったり、ウイルスを持ち込まないように、玄関近くで手洗いができるようにしたり、
家づくりでも工夫がされています。
今日は以前(10月)に書いた『LDKにスタディコーナーと収納を』のお話を掘り下げてお話したいと思います。
LDKにスタディコーナーがあると家族でコミュニケーションがとりやすくなります。家族で調べものをしたり、
親は子供が勉強しているのを見守ることができるし、子どももわからないことや知りたいことがあればすぐに
聞くことができます。子どもが机に向かう習慣がつきやすくなります。
スタディコーナーは家族が自然と集まるLDKの空間を豊かにするアイテムだと思います。

テーブルと椅子を設置するだけでも、簡易的なスタディコーナーを作ることは可能です。
でも、どんな使い方をするかによってカウンターのサイズを考えたり、照明や収納の計画もしなければ、
使い勝手が悪くなったり散らかりやくなってしまい、最終的に物を置くスペースになりがちです。
せっかく作ったスタディコーナーだから使いたいですよね。
そのためには使いやすい環境づくりが大切です。
まず、子どもが勉強するスペースとして考えるなら、帰ってきてランドセルをしまえるスペースがあると
便利ですよね。
ランドセルは自分の部屋に置いて、宿題はリビングのスタディコーナーでやるとなると、教材を運ぶ手間がありますし、
忘れ物をしてしまうきっかけにもなってしまいます。
スタディコーナーでパソコンを使用するなら、そのパソコンがノートパソコンがデスクトップパソコンなのかも
含めて検討しましょう。
デスクトップパソコンであれば、コンセントの数も多めに必要です。
またカウンターも、モニターとキーボード、そして手前に資料を置いた状態で狭くないように
奥行75㎝程度あるといいですね。
あと、プリンターを置くスペースやインク・用紙などのストックを収納するスペースもあると便利です。
他にも、裁縫や絵を描くといった趣味や、子どもが工作などをすることを想定するならば、手元が影にならないような
照明計画も忘れないようにしましょう。
また、収納計画も必要です。
たとえば、カウンター下に引き出しを付けたり、壁に見せる収納棚を設置するなどいろいろな収納方法があります。

その他に、子どもが小さなときから使えて、大人もくつろぎながら見守っていられるようなスタディコーナーを
計画するのなら、畳コーナーにカウンターを設置するのもオススメです。
畳に座って趣味を楽しみたいというお客様もいらっしゃるので、都築建築では何度もスタディコーナーのある
畳コーナーを作ったことがあります。
ホームページの建築実例ギャラリーにもいくつか載せているので、見てみてください。

スタディコーナーはなくても特別不便になるものではありません。
でも、あればLDKの中でできることが増えて、家族団らんの時間がより増やせるアイテムではないかなと、
僕は思います。