こんにちは! 西尾市で注文住宅を建てている都築です。
今回は『LDKにスタディコーナーと収納を』というお話です。
以前(6月)に書いた内容とちょっとダブってしまいますが、僕なりにLDKのプランニングにはこだわりがあるので少しお付き合いください。
リビングダイニングキッチン、略してLDK。
LDKという空間の中に家族みんながいて、みんなの気配を各々感じながら、各々のことをやっている。
だからLDKはそういうことが苦にならずできる、多目的空間にしたいなと思っています。
この「多目的」なLDKにするには、キッチン、ダイニング、リビングの関係性の中に「スタディコーナーと収納というアイテムをいかにして組み込むか」というのがポイントだと僕は考えています。
子供の宿題を例に挙げると、ダイニングテーブルで宿題をするのも一つのやり方ですが、勉強道具や消しゴムのカスのことを考えると、勉強するスペースというものがあって、そこに収納があった方が便利ですよね。
でもあったほうが良いからといって、スタディコーナーを無理やり部屋の端っこや隠れたところにつくってしまうと、同じ空間にいても孤独感が生まれてしまいます。
LDKの中にもあらゆる用途があって、その用途に合わせた距離感というものがあります。
わかりやすいもので言えば、料理をするキッチンと、食事をするダイニングは隣り合っていなければおかしいですよね。
隣接する用途と距離をとるべき用途。
僕は、この用途別の距離感を常に考えながらプランニングすることを心がけています。
家族の団らんの在り方は、家庭ごとに違います。
みんながテレビを見ながら家事や趣味を楽しんだりする家庭もあれば、テレビはほとんどつけずに家族それぞれ思い思いの時間を過ごす家庭もあります。
そこは臨機応変に考えていかなければいけませんが、家族みんなで過ごす団らんの時間を多くしたいと思う家庭が増えている現在、その要望に応えるためにも、可能な限りLDKを豊かに過ごしやすい空間にしたいと思っています。