都築建築で家を建てるプロセスを実例でご紹介

はじめての家づくりを経験される方は、「どのように進めていけばいいのだろう?」とご心配されることと思います。住宅業界では各社それぞれの段取りの方法があり、また、お施主様それぞれの事情も違いますので、不安になられるのも仕方ありません。

 

そこで、ここでは、都築建築の「注文住宅を建てるまでのプロセス」を実例を通してご紹介したいと思います。

 

プロセス実例~「海を一望する平屋注文住宅」 I様邸 幡豆町

幡豆町平屋新築04
愛知県西尾市平屋注文住宅04
  • ① 出会い~ご相談

    I様は土地探しからの家づくり。

    住宅関連のコミュニティサイトからお問合せをいただき、弊社が開催している無料相談会にお越しいただきました。

     

    スマホに保存していた画像でデザインやイメージをお見せいただきながら、お話をお聞きすると、カフェ&スローライフのような平屋住まいを理想とされていることが伝わってきました。

    I様は、すでに購入を検討している土地があるということだったため、まずは一緒にその土地を見に行き、プランを作成しようということに。

  • ②土地探しの同行調査とプラン検討

    実際に見に行くと、その土地はがけ地に面した土地で、擁壁もなかったため、造成費に相当の予算が必要だと判断し、そのことを伝えました。

    ただ、おおよその景観などを構成する要素が把握できたので、まずは予算感も含めたザックリとした初回プランを2つ作成しました。(この段階では、他業者様もプランを出していたとのことです)

    
    
    

    一緒に見に行った印象からすると、土地に関しては他の選択肢も提案すべきだと感じたため、「一緒に土地探しから始めましょう」と提案。

     

    それから、土地探しのアドバイスをしながら、4物件ほど同行調査しました。

    その中で2件目となる候補地があり、2回目のプランを描いてみたのですが、建築許可申請の調査に入ってみると、排水処理にコスト面の問題が見つかり、ここもパスすることに。

    ただ、この時に描いた3つのプランのうちの一つ(平屋でありながら、縦方向に伸び伸びとした吹抜け空間があり、土間とLDKが一体となったプラン。※最終プランとほぼ同じ。)をとても気に入っていただきました。

     

    
    
  • ③ 土地の購入とベースプランの決定

    そして、現在の建築地となる理想の土地と巡り合うことに。

    高台に位置した海を一望する最高のロケーションの土地。調べてみると擁壁工事の確認済証もしっかりとあり、安心できる土地であることを確認しました。

    しかも、気に入っていただいた2回目のプランをさらにブラッシュアップできる(眺望を活かせる)土地でした。

     

    すぐにプランも決まり、土地も決まり、いよいよ家づくりの詳細打合せをスタートすることに。

    ※ちなみに都築建築では、ここに至るまでの間、契約や何かのお申込みなどを強要することは一切ありません。
    I様の場合も、最初は競合となる他社様もご検討されていたようですが、お客様に安心して良い家を建ててもらいたいので、なるべくプレッシャーをかけないようにして、心にゆとりをもって検討していただくことを常に心がけています。

  • ④ プラン詳細打合せ~現場への落とし込み

    平面・立面プラン及び、吹抜けと建築化照明を盛り込んだ立体的な天井造作などのアイディアを提案しながら、一つひとつ素材から選びました。

    無垢の床材はI様の当初からの希望。そこに当社が安い時に仕入れておいた板材を利用した天井板張りを提案。ご要望以上の出来栄えを予算内で実現することができました。

     

     

    奥様こだわりのキッチンは、各メーカーを5~6社を一緒に見て回り、結果、デザイン性とコスト面から施主支給型を選択することに。カフェのようなスタイルを演出するために、キッチン収納は造作とし、キッチン背面には「魅せる収納棚」を設置。

     

     

    スイッチプレートも各所違うデザイン(メーカーも違う)とし、配置するインテリアに関してもIKEAに何度も一緒に同行するなどして、細部までこだわった理想の一棟を作り上げることができました。

     

     

    省エネ性については、断熱材の特性と下地材との相性などを詳しく説明させていただいたうえで、セルロースを選択していただきました。

     

    ここまでこだわることができたのも、都築建築の特徴の一つである、「正社員大工制度」が大きなポイントであると自負しています。

    I様邸を担当した岡本大工は監督としての現場責任者も兼ねているため、予算や工期などを含めた許容範囲を、お施主様と設計担当者と造り手の3者で常に確認しながら進めることができました。

     

     

    また、都築建築では、職人育成の視点から多能工として仕事の効率化を促進しているため、現場進行中であっても、細かな希望を最大限に現場に反映することができたのです。